祖母についての思い出
こんばんは。
今日は私の祖母について、書かせていただきます。
私の祖母は、兵庫県の山奥の田舎の村に住んでいました。
そのためか、人に対する壁がない人で、誰とでも気さくに話をする人でした。
そんな祖母がたまに大阪まで、長距離バスでやってくることがありました。
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ある時に、バスの隣に座った女性と、とても仲良くなったそうです。
その時に祖母が私の話をしまして、
「私の 孫がもうすぐ30になるのにまだ結婚していないので心配している。」と言ったそうです。
するとその女性が
「それならば、私の娘と見合いさせましょう。」という話になったらしいです。
その方には、神戸大学を卒業したばかりの 娘さんがおられたそうです。
その時に娘さんの写真もお持ちで綺麗な方だったようです。
「おばあさんのお孫さんなら見合いさせたい。」とおっしゃったそうです。
この話しは実は私は全く知りませんでした。
この話の何年か後に母にこういう話があったと聞きました。
母が独断で、先方に電話をして丁重にお断りをしたそうです。
「何でその時に教えてくれなかったの?」
と母に聞いたところ
「綺麗な娘やったけど、お前とは合わへんと思ったし。それに万一上手くいって結婚でもしたらお母ちゃんが気を使うがな。
神戸大学出てる娘なんか、頭良すぎて私が疲れるわ。」
とのことでした。
まあ断るにしても、その時に教えてくれよとは思いましたね。
母には
「お前は、おばあちゃんに似てて人を簡単に信用するとこあるから気をつけな。もっと人の裏を読まなあかん。それに先の展開も読まないとあかん。」
とよく言われて たので、断ったんのは理解出きるけど一言言って欲しかった。
それだけですね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。