図書館での出来事
おはようございます。
今の時期になると思い出す話です。
大学1回の時に付き合ってた娘と冬に別れました。
別れる時に私は、
「お互いに今後どこかで偶然会うことが、あってもお互いに新しい交際相手がいたりして、気まずいがもしれない。だから話しかけたりしないようにしよう。」
と提案しました
すると彼女が
「そんなの寂しすぎる今後どこかで偶然会うことがあったら、無視しないで話しかけて欲しい。その時は普通に話がしたい」
そういうやり取りがありました。
それから3年後
大学の卒論の文献を調べる為に彼女の大学の図書館に出掛けました。
(彼女とは別の大学に通っていました。彼女の大学の図書館の方が文献が豊富にありましたので。)
図書館に入ると2階の窓際の席に彼女が、一人で座っていました。
あまり変わっていなかったので、すぐ分かりました。
話しかけないでおこうと思いましたが、彼女に言われてたことがあったので、しばらく躊躇しましたが、背後から
「久しぶり」と声をかけました。
彼女は驚くわけでもなく、
「久しぶり」と同じ言葉を返しました。
前を向いたまま、決して振り向こうとはしませんでした。
彼女の背中が何かを物語っていました。
(別れた時に彼女を傷つけてしまったんだな。)
切なく苦い気持ちになりました。
竹内まりあの「駅」を聞くとこの時のことを思いだします
今でも昔の彼女たちはどうしてるのかと思うことがありますが、実際には会わない方がいいとは思っています。
ただ、彼女達が幸せで暮らしていることを心から願っています。