3つの宝箱

私にとっての3つの宝物といえるプロレス・映画・学生時代の思い出や、日々の雑感を語るブログです。

AI に人の代わりは出来るのか。

こんにちは。
新聞で知ったんですけど、韓国ドラマの
「半分の半分~声で繋がる愛~」ってご存じですか。

主人公が初恋の人が忘れらない人工知能プログラマー。
この主人公が、初恋の人の人格と感情を持ったデバイスの開発に成功し、そのデバイスと会話を続けることで、片想いを続けるのですが、本物の片想いの相手はもうこの世にはおらずという話らしいです。

これは、切ないテーマです。過去にも映画のAIや鉄腕アトムでも扱われたテーマですが、必ず破綻します。
何故ならどんなにAI やアトムが精巧に作られても、いなくなった、その人の代わりにはなれないからです。

自分の息子を失った天馬博士は、アトムを作ります。当初は喜んでいましたが、アトムがいつまでも身長が伸びないことに怒りを覚え、サーカスに売り飛ばしてしまいます。

息子の代わりとして、アトムを考えてた分、やはりアトムが息子の代わりになりえないということが分かった時の失望感が怒りに転じたのです。

どんなにAI が優秀でも、その人本人ではないという事実をつきつけられた時に、より人は失望するのです。

近い将来このドラマのようなAI を使った、初恋の人と会話が出来るようなアプリが市場に出るかもしれませんね。

使ってみたいような気もしますが、よけいに切なくなるような気がしてこわいので、私は使えません。
みなさんは、もしそんなアプリが出たら使いますか。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
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