「情熱大陸」の棚橋を見て驚いた2つのこと。
先日の「情熱大陸」の棚橋の回で、驚いたことが2つありました。
一つめは「新日の道場から猪木のパネルを撤去したこと。」
言うまでもなく、猪木は新日本プロレスの創業者。
その人のパネルを外すというのは、なかなか出来ないことと思います。
そこに手をつけた棚橋に変革への強い意志が、感じられます。
恐らく棚橋は、新日がいつまでも猪木イズムの呪縛に縛られていたのでは何も変わらないし、そのためにはまず猪木のパネルを外すことが必要と考えたのでしょう。
ただ分かっていても、それを実行するのは勇気のいること。
それを実行した、棚橋は素晴らしいと思います。
その結果として、今の新日本プロレスがあると思います。
色んな個性的なレスラ-が、輝ける場になったのはそこが出発点だったのかなと思います。
二つ目は「レスラ-はリングに居なくてはいけない。」という発言。
これも昔の新日の考え方とは、真逆なんですよね。
確か長州だったとおもうんですが「コンデションの悪い状態で無理してリングにあがってへたな試合を見せるぐらいなら休んでもいい。」
実際に新日のレスラ-って欠場することが、結構あったと思います。
それだけ、人材が豊富だったということだと思いますが、お目当ての選手が欠場していたらガッカリしますよね。
特に棚橋が言ってたように「年に1、2回しかプロレスがない地方」それで当日お目当ての選手が欠場していたら淋しい気持ちになりますね。
それを踏まえての棚橋選手の発言は、プロとして立派と思います。
実は棚橋選手のこの発言って、昔馬場さんが言ってたことと全く同じなんですよ。
そういったところも、棚橋選手が本当に昔の新日イズムから全く解き放たれた考え方をしているんだなあと今回驚いた次第です。
膝も大分悪いのに日々ファンのために頑張る棚橋選手を応援しています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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